2012年6月11日
『不思議の国のアリス』のモデルは三姉妹
聖書の次に世界中で読まれているともいわれているルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』は、読んだことはなくても誰もが知っている、児童文学という範疇では語ることのできない小説で、1865年にイギリスで出版されました。
そもそもは、作者が友人と三姉妹の少女たちとテムズ川を下っている際に、「アリス」という名前の女の子を主人公にした即興の冒険物語を少女たちに語って聞かせたことが発端といわれています。
この話は、ウェストミンスター・スクール校長のヘンリー・リデルの娘であった三姉妹に大層気にいられることとなり、中でも次女のアリスが、自分のために物語をぜひ書きとめておくようにせがんだといいます。

◆リデル三姉妹
 ロリーナ(長女)、アリス(次女)、イーディス(三女)

こうして完成した作品は、第三章の「コーカス・レースと長いお話」の中で、次女のアリスはアリス本人のままで、長女のロリーナはインコ、三女のイーディスはワシの子として、それぞれ戯画化されて登場もしています。ちなみに、実際には三姉妹のほかに男の子がいました。
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