2021年7月25日
「TOKYO2020」には8名のメダル候補の三姉妹選手が出場
競泳女子400m個人メドレーは三姉妹・三女の大橋悠依選手が見事に金メダルを獲得!1種目目のバタフライは3番手だったものの、背泳ぎでトップに立ち、平泳ぎにつないで体1つ抜け出して最後の自由形へ。リードを広げ、そのまま逃げ切って予選を3秒上回る記録で優勝。レース後は拳を突き上げて満面の笑み。納得のいくレースだったことでしょう。

コロナ禍ですが、一昨日に開会式を迎えた「TOKYO2020」には、205ヵ国・地域が参加しています。17日間の33競技に過去最多となる582名の日本選手が出場予定で活躍が期待されていますが、今回は長女が2名、次女が3名、三女が3名で過去最多となる8名の三姉妹が参加しています。今回は団体競技に出場する選手はエントリーしていません。皆さん個人競技ですが、格闘技系に長女や次女、新種目を中心に三女という傾向が見られます。

金メダル獲得が有力視されているレスリング女子57kg級の川井梨紗子選手は三姉妹・長女で、今回は62kg級に出場する次女・友香子選手との姉妹でのW金メダルが期待されています。また、お家芸の柔道でも57kg級に出場する活発な子だったという次女・芳田司選手は、川井三姉妹と同様に姉も妹も柔道選手と知られていますが、メダルが有力視されています。

体操で個人並びに団体に出場する次女・村上愛菜選手は、日本女子初のメダルも期待されているほか、リオ大会では残念ながら補欠で出場の機会がなかった卓球の長女・平野美宇選手は石川佳純選出とのダブルスに出場しますが、「五輪で試合に立つときに絶対に勝って気持ちを強くもって臨みたい」と語っていました。母親や妹たちも選手の卓球一家です。

今回から正式種目として採用されているスポーツクライミング女子複合では三姉妹・三女の野中生萌選手、スケートボードの女子ストリートには同じく三女の西村碧莉選手もメダルが有望視されてる選手たちです。三姉妹の皆さんは、メダルの獲得が期待されていますが、何より自身が納得のいくベストなパーフォマンスを見せていただければと思います。
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