2017年8月5日
三姉妹・長女が主人公の実話映画『少女ファニーと運命の旅』公開
来週11日から公開される映画『少女ファニーと運命の旅』は、ナチスドイツの支配下にあった1943年のフランスが舞台です。13歳で三姉妹・長女のユダヤ人少女ファニーが、幼く甘えん坊なものの、一生懸命姉を支える二人の妹など8人の子どもを連れスイスへと逃れようとする実話から生まれた感動の物語です。ユダヤ人の子どもたちは親と別れて支援組織の施設で生活していますが、長女の手元に母から「三人とも元気?この二年で大きくなったでしょうね」という手紙が届きます。母へ二人の妹たちの近況について「三女は数字の25まで覚えた。次女はもう甘えん坊じゃない」と返信します。映画と同様にモデルとなった実在のファニー・ベン=アミさんにも妹さんが二人いて、姉妹三人でイスラエルに越してからもずっと一緒だったといいます。映画の子どもたちのキャスティングについてドワイヨン監督は「子どもたちの相性が大切だった。三姉妹に関しては特にね」と指摘しています。
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