3月4日の「三姉妹の日」に因んだ記念イベントにおいて、「2013三姉妹大賞」は、ワン・ビン監督の『三姉妹～雲南の子』に決定致しました。

世界各国で数々の映画賞を受賞されたドキュメンタリー映画ですが、私たちが想像できないような過酷な環境下にあっても幼い三姉妹たちが、貧しさに負けない程の生命力と生き抜く逞しさを備え、生活している姿が共感を呼びました。日本での配給会社ムヴィオラ様より受賞に当たってのコメントをいただきました。

「この度は、映画『三姉妹～雲南の子』を「2013三姉妹大賞」に選んでいただき、ありがとうございました。映画のプロモーションのアイディアを探す中で、三姉妹総合研究所のサイトを見つけた時、三姉妹を研究している人がいるなんて、と本当に驚いたことを懐かしく思い出しています。この映画は歴史ある『キネマ旬報』のベストテンで第5位に選ばれるなど、たいへん高く評価していただきましたが、その魅力の中には、姉妹の理想形である三人の調和の美しさがきっとあったのだと思います。まもなくDVDも発売されますので、日本からみれば想像もできないような貧しさの中で生きる中国の雲南省の三姉妹に、一人でも多くの日本の皆様に出会ってくださることを心より祈っています。」

映画会社ムヴィオラ代表 武井みゆき